選択したパッドがアンダースペックだった事例

選択したパッドがオーバースペックだった事例

ローター使用限度値を超えて使用した事例

ローター被膜形成事例

【推奨されない使用事例】

  • ブレーキローター温度が比較的上がらない状況下で高温に特化したパッド摩材を使用した場合。(使用状況に対してパッド摩材がオーバースペック)
  • ブレーキに厳しいサーキットに対応していないパッド摩材を使用した場合。(使用状況に対してパッド摩材がアンダースペック)
  • 重量車等の高負荷向けのパッド摩材を軽量車等の常時低負荷の状況下で使用した場合。(制動力過剰状態でコントロール幅が極端に減少)
  • 街乗り等で低速走行が多くブレーキ負荷が掛からない低踏力状態での使用状況が多い中で高温高負荷対応のパッド摩材を装着。(使用状況に対し使用パッドが適していない)

    必要以上なオーバースペックになると、被膜が形成される前に効きすぎて減速が完了してしまう為、被膜形成に必要なブレーキ圧力が掛けられず、常に低踏力な状態で使用する事になり扱いづらくなります。
    また、被膜が形成されてない状態での使用環境下ですとパッドの摩耗やローター摩耗を抑制する機能が低下してしまい、最悪被膜が斑状になりジャダーが発生する原因となる事があります。